この前インスタでグリーン住宅ポイントっていうものを見ました。
これって何か分かりますか?
このポイント制度に該当すれば、ポイントがもらえて色んなものと交換してもらえるんだ!!
以前も次世代住宅エコポイントというものがあって、欲しい家電と交換してもらっている人が多数いたな!!
インスタ見ててもその時の記事には、テレビ65型でもらいましたとか色んな投稿がありました。
期間内に契約して、引き渡しまで行えば、タダで物がもらえると思ってもらえばいい!!
俺も詳しくないから一緒に調べてみようか。
今回は、2020年12月15日の閣議決定により新設されたグリーン住宅ポイント制度について、紹介したいと思います。
いつか来ると言われていた制度ですが、このタイミングで発表されました。
実際の条件を確認して、適応できるかどうか確認していただければと思います。
この制度の詳細や商品については情報が出次第追加していきたいと思います。
時間がない人のためのこの記事の要点!!
・グリーン住宅ポイントについての基礎知識
・どんな人が当てはまるのか
目次
グリーン住宅減税って実際何なの!?
グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資の喚起を通じて、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。
国土交通省HPより抜粋
上記のように、国土交通省のHPに記載があります。簡単に言うと、高性能な家で環境負荷が少ない作りをしていればポイントをあげます。使い方はお任せしますという制度です。
今はどこの建築会社であっても、よっぽどのことがない限り断熱性能などに力を入れているはずですが、気になる方は建築会社に直接問い合わせをしていただくことをお勧めします。
グリーン住宅ポイントを受けとる条件
国土交通省のHPを参考にまとめていきます。
- 注文住宅の新築
※ 自分が住むための住宅 - 新築分譲住宅の購入
※ 宅地建物取引業免許を有する事業者からの購入すること
※ 完成から1年以内であること - 既存住宅の購入
※ 不動産登記事項証明書において新築と記載された日付が令和元年12月14日以前の住宅 - リフォーム
※ 所有者等が施工者に工事を発注して実施すること - 賃貸住宅の新築
※ 賃貸住宅の所有者となる方が、施工者に工事を発注して新築する賃貸用の共同住宅
ここからは❶の新築の注文住宅について見ていきます。
- 工事請負契約の締結期間
令和2年12月15日から令和3年10月31日まで
※ 別途定める期間内にポイント発行申請、完了報告が可能なものに限ります。
※ ポイント発行申請は、原則、工事完了後に行います。ただし、工事完了前であっても、申請に必要な書類が整い次第、ポイント発行申請を行うことができます。 - 完了報告
①一定の要件に適合する追加工事にポイントを交換する場合 : 令和4年1月15日
②一定の要件に適合する商品のみにポイントを交換する場合 : 令和4年4月30日 - ポイント交換申請期間
準備が整い次第開始 (開始時期について、令和3年2月頃公表予定)
契約日が期限内に入っているけど、申請を忘れたとならないように注意しておく必要があります。
また、予算に決まりがあるため、申請できるなるべく早く申請することをお勧めします。
対象住宅の性能について
全ての新築住宅でこの制度が受けられるわけではないというところも注意が必要な点です。
また、性能によってポイントに差も出てきますので、自分の家がどの性能にあたるのか分からない場合は、建築会社に確認をしていただくのが良いと思います。
- 高い省エネ性能等を有する住宅
次の a)~d)のいずれかの性能を有する住宅を対象とします。
a) 認定長期優良住宅
b) 認定低炭素建築物
c) 性能向上計画認定住宅
d) ZEH - 一定の省エネ性能を有する住宅
住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく日本住宅性能表示基準で定める断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4以上の性能を有する住宅を対象とします。
❶か❷どちらか一方の性能を有していることが条件となります。
対象住宅の性能等に応じたポイント数
実際に住宅性能によって付与されるポイントに差があります。その内訳は以下のようになります。
対象の住宅 | 基本の場合 | 特例の場合 |
❶ 高い省エネ性能等を有する住宅 a) 認定長期優良住宅 b) 認定低炭素建築物 c) 性能向上計画認定住宅 d) ZEH | 40万Pt | 100万Pt |
❷ 省エネ基準に適合する住宅 断熱等性能等級4かつ 一次エネルギー消費量等級4以上 の性能を有する住宅 | 30万Pt | 60万Pt |
特例の場合
・東京圏からの移住
・多子世帯(18歳未満の子が3人以上)
・三世帯同居仕様(調理室・浴室・トイレ・玄関が2つ以上が複数個所ある)
・災害リスクは高い区域からの移住
(土砂災害特別警戒区域または災害危険区域)
どんな商品と交換できるのか
実際に気になることはどんな商品と交換できるかということだと思います。
まだ、商品の内容自体は出ていませんが、次世代住宅エコポイントのときを考えると、家電から日用品まで幅広く交換できると予想できます。
実際国土交通省のHPには以下のような記載がありました。
- 一定の要件に適合する商品
・ 「新たな日常」に資する商品
・ 省エネ・環境配慮に優れた商品
・ 防災関連商品
・ 健康関連商品
・ 家事負担軽減に資する商品
・ 子育て関連商品
・ 地域振興に資する商品 - 一定の要件に適合する追加工事
(1)「新たな日常」に資する追加工事
・ ワークスペース設置工事
・ 音環境向上工事
・ 空気環境向上工事
・ 菌・ウイルス拡散防止工事
・ 家事負担軽減に資する工事
(2)防災に資する追加工事
❶の具体的な商品についての情報が開示され次第紹介していきます。
申請方法
ポイント発行申請は、原則、建築工事の発注者が行う。
ただし、建築工事の請負事業者が代理で行うこともできます。
ご自身で申請することも建築会社にお願いすることもできます。
原則、ポイント申請は工事完了後に行うことになっていますが、完了前に申請することができます。
その場合は必要な書類が異なりますので、注意してください。
【必須】
A.工事請負契約書の写し
B.建築基準法に基づく「検査済証」の写し
C.工事施工者が発行する工事証明書(指定の様式)
D.申請者の住民票の写し
E.【代理申請の場合】代理申請者の確認書類(健康保険証、運転免許証の写し等)
F.本制度の対象であることを証明する住宅証明書等の写し
【追加】
<東京圏(条件不利地域を除く。)からの移住のための住宅の場合>
G.東京圏(条件不利地域を除く。)から移住した日以前の居住地が確認できる書類(住民票の写し、住民票の除票等。最大10年間分)
H. 【Gが東京23区以外の場合】東京圏(条件不利地域を除く。)から移住した日以前の通勤状況が確認できる書類(在職証明書、退職証明書等。最大10年間分)
<多子世帯が取得する住宅の場合>
I.18歳未満(令和2年12月15日(令和2年度第三次補正予算案閣議決定日)時点又はポイント発行申請時点)の子3人以上と、ポイント発行申請時点において同居していることが確認できる書類(住民票の写し(世帯票。申請者と子供の同居がわかるもの)
※ 「D.申請者の住民票の写し」において世帯票を提出し、当該書類で確認できる場合は提出不要です。
<三世代同居仕様である住宅の場合>
J.三世代同居仕様であること(調理室、浴室、便所又は玄関のうちいずれか2つ以上が複数箇所あること)が確認できる書類
<災害リスクが高い区域からの移住のための住宅の場合>
K.令和2年12月15日の居住地が確認できる書類(住民票の除票、戸籍の附票等)
L.令和2年12月15日の居住地が、災害リスクが高い区域内であることを証明する書類※M.取得する住宅の所在地が、災害リスクが高い区域内にないことを証明する書類
工事完了前の申請の場合は、ポイント発行申請を行った後に、工事完了報告の書類が必要になります。
- 工事完了前申請の書類
【必須】
A.工事請負契約書の写し
B.建築基準法に基づく「確認済証」の写し
C.工事施工者が発行する工事計画書(指定の様式)
D.申請者の本人確認書類(健康保険証、運転免許証の写し等)
E.【代理申請の場合】代理申請者の確認書類(健康保険証、運転免許証の写し等)
F.本制度の対象であることを証明する住宅証明書等の写し
【追加】
<東京圏(条件不利地域を除く。)からの移住のための住宅の場合>
G.東京圏(条件不利地域を除く。)から移住する日以前の居住地が確認できる書類(住民票の写し、住民票の除票等。最大10年間分)
H. 【Gが東京23区以外の場合】東京圏(条件不利地域を除く。)から移住する日以前の通勤状況が確認できる書類(在職証明書、退職証明書等。最大10年間分)
<多子世帯が取得する住宅の場合>
I.18歳未満(令和2年12月15日(令和2年度第三次補正予算案閣議決定日)時点又はポイント発行申請時点)の子3人以上と、ポイント発行申請時点において同居していることが確認できる書類(住民票の写し(世帯票。申請者と子供の同居がわかるもの)
※「D.申請者の本人確認書類(健康保険証、運転免許証の写し等)」において、住民票の写し(世帯票)を提出し、当該書類で確認できる場合は提出不要です。
<三世代同居仕様である住宅の場合>
J.三世代同居仕様であること(調理室、浴室、便所又は玄関のうちいずれか2つ以上が複数箇所あること)が確認できる書類
<災害リスクが高い区域からの移住のための住宅の場合>
K.令和2年12月15日の居住地が確認できる書類(住民票の除票、戸籍の附票等)
L.令和2年12月15日の居住地が、災害リスクが高い区域内であることを証明する書類※
M.取得する住宅の所在地が、災害リスクが高い区域内にないことを証明する書類 - 完了報告に必要な書類
【必須】
A.建築基準法に基づく「検査済証」の写し
B.工事施工者が発行する工事証明書(指定の様式)
C.申請者の住民票の写し
【追加】
<東京圏(条件不利地域を除く。)からの移住のための住宅の場合>
D.【ポイント発行申請時における東京23区内への通勤期間が要件に満たない場合】不足する期間の東京圏(条件不利地域を除く。)から移住した日以前の通勤状況が確認できる書類(在職証明書、退職証明書等)
今後の予定
今後どのようなタイムスケジュールになっているかを確認していきます。
ただ、これも予定のため、大きくずれ込んでしまう可能性もありますので、その点はご注意ください。
何か動きがあれば別の記事で紹介していきますので、更新をお待ちください。
・事務局の公募 :令和2年12月頃
・制度WEB動画公開 :令和3年1月頃
・事務局の開設 :令和3年2月頃
・対象となる建材・設備の公募 :準備が整い次第開始
・交換商品の公募 :準備が整い次第開始
・ポイント発行申請 :準備が整い次第開始~令和3年10月31日(予定)※2
・ポイントの追加工事への交換申請 :準備が整い次第開始~令和3年10月31日(予定)
・ポイントの商品交換申請 :準備が整い次第開始~令和4年1月15日(予定)
へーー!!
何となくわかりました。
まだ、自分の家の仕様が分からないので、あまり現実味がないですね。
そうだよね。
でも、資料などをよく見てみるとZEHなどはよく目にすることになると思うぞ!!
基本的に、今の流れからすると高気密高断熱の家が多いから少なくとも、『省エネ基準に適合する住宅』には入ってくると思うぞ!!
そうなんですね!!
今後の動向が楽しみです!!
俺も動向を確認しておくからまた、何か決まったら一緒に確認していこう!!
奥さんにも今日教えてもらったことを話しておきます!!
一生懸命調べてもらえたことが何よりもうれしいはずだ!
そうしてくれ!!
まとめ
いかがでしたか。今回はグリーン住宅ポイントについて簡単にお伝えしました。
住宅ローン減税の拡大措置の延長に続いてこれから家作りをしていく人にとってはうれしいニュースになりましたね。
ただ、この情報は2020年12月15日現在の話になるので、また変更点が出てくるかもしれません。
また、変更や進展ががある場合は別の記事で紹介していきますので、ご確認いただければと思います。
2021年は家作りには追い風が吹いているような気がします!!一緒に家作りについて学びながら素敵な家作りをしていってください。
この記事を参考に、素敵な家づくりのサポートをさせてください!!