頼れる旦那になるになるための家作り~家を買おうと思ったタイミング~
後輩たぬき
おじゃましまーす。
おおお、すごい素敵な家だ。
リビング広いし、それに生活感が全然なくて、まるでト〇ムリゾートのスイートルームに来たみたいな感じです。
こんな家に住めて羨ましいです。
きりん先輩
それはありがとう。そう言ってもらえるとうれしいよ。苦労したからねー。
きりん婦人
苦労したのは、主に私だけどね。
ほんとにこの人最初の方は仕事仕事言いながら…ゴニョニョ。
後輩たぬき
せ、先輩!
ぼくもこんな家に住みたいです。
どうしたらいいですか。
きりん先輩
唐突だね。
(助かったよ、ありがとう。)
今は会社の社宅だったよね。
年齢的にあと3年くらいしか住めないよな。確かに逆算するとこの時期から考え始めたほうがいいね。実際に家を考え始めてから家が完成するまでに2年半くらいかかったからね。
後輩たぬき
そんなに!!
(もっとすぐにできるものだと思ってた)
でも、人生の中で大きな買い物じゃないですか。先輩はなぜ家を建てようと考え始めたんですか?
きりん先輩
では、そこからゆっくり考えてみよう。

家を建てようと思う理由は人それぞれです。

・賃貸のお金を払うのがもったいない。
・家族が増えて家が狭い。
・社宅の年齢制限が30歳まで。
・頭金がたまったから。
・友人がみんな家を建てていて羨ましい。
などどんな理由でも大丈夫です。
ですが、家を建てたいとだけ言っていても家は建ちません。思い立ったが吉日。今から家作りについて考えていきましょう。こだわり特にないし、なんでもいいやと思っているそこのあなた。家づくりで夫婦喧嘩になったという話を聞いたことはないですか。その気持ちが原因になっていることがほとんどです。家作りは要望がないと思い描いていた生活は手に入りません。
この記事を読めば、家作りの順序や素敵な家作りをする上で重要なポイントが分かり、奥さんとの関係も良好なまま家作りを進めることができます。
素敵なマイホームも良好な夫婦関係も両方手にいれましょう。

時間がない人のためのこの記事の要点!!
・時代にあった家の選び方
・建てたい家のイメージ作り

新築一戸建てのみが家ではない!?

昔は木造建築の2階建てか平屋の家が一般的でした。
現在では技術も飛躍的に向上し、自分の住む家を選択できる時代になりました。多くの人は、新築一戸建てにあこがれを持つ人が多いのではないでしょうか。ですが、これからの時代は新築一戸建てだけが全てではありません。
ご自身の生活圏や、老後のこと、収入面などたくさんのことを考慮していく必要があります。まずはそこを踏まえた上で、ご自身で選択してください。将来のビジョンを描くことが家作りの第一歩です。
さまざまな家の簡単なメリットを載せておきます。

家の種類メリット
新築一戸建て自分自身の思い描く形を1から形にできる。
専用の庭や駐車場。
騒音やプライバシーにまつわるトラブルが起きにくい。
土地が資産になる。
マンション購入比較的立地の良いところに暮らせる。
土地不要。
ワンフロアで階段もなく、老後も安心。
セキュリティがしっかりしている。
建売住宅構造もしっかりしていて安価。
時間をかけずにすぐに住める。
建物を見てから購入ができる。
地域によっては、借家より安い月々の返済で家を持てる。
借家住み替えが簡単。
余計な維持費はなく、支出の計算が立ちやすい。

現在は中古のマンションや一戸建てもリノベーションなども選択の中に入れることができるようになりました。
上記のメリット・デメリットや生涯支払う金額などはこちらの記事を参考にしてください。

建てたい家のイメージ作り

後輩たぬき
先輩!!
ぼくはやはり、新築一戸建てがいいです。何かを作り上げるってやっぱりロマンがありますよ。でも、新築一戸建と決めてもたくさんのハウスメーカーや工務店があるので、どこがいいとかよく分からないんですよ。やっぱ有名なところの方がいいんですか。
きりん先輩
名前は知っているけど、実際はよく分からないのは当たり前だね。ただ、ネームバリューだけで判断しない方がいい。まずは、自分の中でどんな家がいいかイメージを膨らませる必要がある。やはり会社によって得意なこと、不得意なことが大きく分かれていくんだ。どこの会社も自分の会社のストロングポイントを持っているってことだね。だからこそ、こんな家がいいというイメージを膨らませ、それに合う会社と一緒に自分の家を作り上げていくことが一番いいと思う。
後輩たぬき
なるほど!勉強になります。
で、ぼくはどうイメージを膨らませていけばいいでしょうか。
とりあえず住宅展示場とかに行って全部見てこればいいですか。
きりん先輩
いや、それはかなりの時間がかかってしまう。
それに、住宅展示場の大手メーカーは大抵豪邸が建っているからイメージを作る上では、正直あまり参考にならないんだ。
だからこそまずは、ネットで全て完結させる。
実際に建てた人や建築中の人のことの家を見ることがいい。
このアプリを使えばいいよ。

PinterestとInstagramで画像を見てイメージを膨らませよう。

家作りを始めようと思うと、住宅メーカーや工務店のCMや広告に目がいくようになると思います。そこで、多くの人は大規模な住宅展示場にとりあえず行ってみようとなるはずです。ですがその行動はあまり得策だとは思えません。住宅展示場は最高級のものを使い、数億円規模で家を建てていきます。そんな家を建てられる人は多くはないはずです。また、来場アンケートを書くと個人情報は駄々洩れで営業の電話もかかってきます。押しに弱い人はその場で仮契約も…という話も聞いたことがあります。そうならないために、ある程度絞り込んでおく必要があります。そこでまずは、以下の手順でイメージを膨らませていきましょう。

① Pinterestからイメージを知る。
② Instagramで細かい情報の収集

Pinterestで好きを集める。

Pinterest – おしゃれな画像や写真を検索
Pinterest – おしゃれな画像や写真を検索
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  • Pinterestのアプリをダウンロードし、調べたいことを検索。

例)リビングダイニングと検索。

出典:Pinterest

いくつか画像が出てくるので、その中で気に入ったものを保存。
※ 保存の際に保存先を選べるので、検索ワードで保存先を作成。新規ボードで保存先を選べます。

出典:Pinterest


家のイメージを作る上で、大事なことはまず自分が何が好きなのかを知ることです。
  
・木のぬくもりがある感じが好き
・ホテルのように生活感がない空間が好き。
・無機質な海外のようなデザインが好き。
・奇抜な色や形を取り入れたい。
などいくつかあるはずです。
家のイメージを決める上で重要な場所は大きく考えると以下の場所です。まずはここから検索してください。
・リビングダイニング
・玄関
・キッチン
・洗面台
・床
・建具(ドアなど)
・天井
・外壁
・リビング階段(リビングに階段がほしい人のみ)

まずは、思いつく限り検索して好きだと思うものを保存してください。
キッチンやダイニングなどの細かい話は多々ありますので、他の記事で紹介していきます。

Instagramで実際に使っている・検討している人の声を聴く。

Instagram
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・InstagramでPinterestと同じように検索する。キッチンや洗面台などは、名前や型番を入れる。
例)キッチンの老舗。キッチンハウスを調べてみます。

出典:Instagram

このキッチンを入れるだけでかなり部屋の印象が決まります。なんと言っても統一感や他のメーカーにはないワークトップ(天板)が特徴で細かいサイズ指定が可能です。我が家もこちらの商品にお世話になり、ダイニングテーブルも同じ素材のもので作りました(写真上段中央のようなイメージです)。キッチンハウスの商品は自由に設計できるオーダー制なので、もちろん値段はそれなりにします。そんなにお金をかけられないという場合は、このキッチンには規格化されたグラフテクト(GRAFTEKT)という商品もあります。気になる方は検索をしてみてください。詳しくはまたキッチンの記事でまとめたいと思います。
以上のような手順で画像を元にイメージをしてください。
そのまま画像を保存しておくとやりたいこともどんどんふくらんできます。また、建築会社が決まれば、その画像を見せるだけで自分たちがどんな家を建てたいのかを伝えやすくもなります。
まずは、「やりたい!」を形に残しておくようにしてください。
この時間をしっかりとっておくことが後々の家作りに大きな差が出てきますので、家を建てたいという熱量のまま思いっきり調べてみてください。
調べているうちにいくつかハウスメーカーや工務店の名前も覚えていくので、それを忘れないようにメモを取っていきましょう。

後輩たぬき
先輩!!すごいかっこいい写真がたくさんあります!!
調べて分かりました。
ぼくこんなリビングがいいです。
きりん先輩
どれどれ…リビング30畳で折り上げ天井に間接照明をつけてアクセントクロスつけて、ウッドデッキをフルフラットで、あー折り下げ部分も作ってるね。
いいね!かなりやりたいこと詰め込まれているね。そういうこと!
この空間がいいってことでイメージが膨らんでくるね。
これを1つ1つどんどん解説していこう!!
かなり長くなるから頑張ってついてこいよ!!
でも、1つ問題があるんだ。
建物の構造上できることとできないことや規制は出てくる。
後輩たぬき
え!できないってことですか…?
きりん先輩
いや、できないことはない。
ただ構造上必要な壁や柱というものが存在する。
少し構造について考えていこう。
これも会社によってできるできないがあるから、会社選びに役立つんだ。
後輩たぬき
先輩それも教えてくださーーい!!

次回
・構造についてのあれこれ
・ハウスメーカーの資料請求と見学

まとめ

いかがでしたか。今回は、家づくりのイメージ作りについて紹介しました。実際私は今回紹介した方法でいくつかのアイディアを知ることができました。家づくりをしていくと知らないことがどんどん山のように出てきます。間取りを決めていく段階で知識があるとないのでは、大きく差が出てきます。家づくりを行う会社を決める前に知識を得た上で、選択をできるようにして言ってほしいと思います。

この記事の要点をまとめると

・家作りは自分が好きな空間を知ることがスタート。
・知識を持ってから実際に動き出す。
・知識を得るには、PinterestとInstagramを順に活用。

この記事を参考に、素敵な家づくりのサポートをさせてください!!

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