こんな経験ありませんか?
これは私の実体験です。結婚して同棲をはじめた頃はいつものように怒られていました。
いや、過去形ではないですね。今も怒られています。
特に怒られたのがこの洗い物です。洗ったものを水切りカゴに入れるんですけど、奥さんによるカゴチェックはてほぼ毎回あります。信用されていないんですね。トホホ・・・
奥さんは、そのカゴに入っているものを細かくチェックして、少しの洗い残しがあるようなら、コーナーに追い詰められたボクサーかのように暴言ラッシュを食らわせられます。
私は、1人暮らし経験が長かったので、ある程度洗い物にも自信はあったのですが、その自信は見事に打ち砕かれました。けちょんけちょんにやられましたね。
同棲をして、一番感じたのは、奥さんとの家事のやり方は全く違うということでした。
洗い物もそうです。私の場合は、奥さんに指摘されて、そして、いかに自分が適当に洗い物をやっていたのかを思い知らされました。
- 水を出しっぱなしにしながら食器を洗っては怒られ
- 水切りカゴへの食器の重ね方が悪くて怒られ
- 洗い物中に水が周りに飛び散ったのを放置して怒られ
- 洗いものを少し放置して、仕事をしていたら怒られ
まだまだ数々の怒られた経験はあるのですが、今までに洗い物だけでも多くの怒られエピソードがあります。
私もその時々はなんで怒られないといけないんだ!こっちはやっているんだぞ!という気持ちになりましたが、冷静になると、自分の丁寧さが足りなかったんだなと感じました。
丁寧に洗い物をしていれば、怒られるというのは回避できたんです。
皆さんは、大事なプレゼン資料を作るときに、何度もチェックをしませんか?
丁寧に相手の視点に立って作りこみをしませんか?
洗い物にもその丁寧さが必要なんだなと私はふと感じました。
- 洗った食器に洗い残しがないか手でこすってみて、確認する
- 水の出しっぱなしを防ぐために、シンクの中をまずは整理する
- 水切りカゴに入れるときはゴールイメージを作ってから、小さい物から入れていく
- 放置せずに食べ終わったあとにすぐに洗い物にとりかかる
仕事だとできているのに、家だとできなくなってしまう。
ちょっとゆっくりさせてくれよ。と思うかもしれませんが、この洗い物1つとってみても仕事の視点を加えることによって、奥さんとの関係はグッとよくなっていくでしょう。
いつも家事をやってくれている奥さんのために、なにかしてあげたいと思って洗い物に手を出すなら、徹底してやってみる。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらやってみるといいですね。
最後に私の成功談もご紹介させていただきます。
洗い物をするとき、奥さんの言われたことを思い出し、洗い残しがないかを確認し、水切りカゴへの入れ方も工夫をして、食べたあとすぐに洗い物をしました。ここで終わらずにシンク周りの掃除もして、生ごみの処理までしました。そうしてみると、奥さんも「こんなことまでやってくれたの?ありがとう」と言ってくれました。
意識したことは、今まで言われたことをこなしながら、プラスアルファを加えることです。
ただ、言われたことをやるだけではなく、工夫を加えてみたことで奥さんも喜んでくれました。これは仕事と一緒ですよね。相手のことを思って、ひと工夫を足す。みなさんも仕事だったらできているんじゃないでしょうか?
仕事の取引先の相手と接するように奥さんの喜ぶ顔を意識して、言われたことをただやるだけでなく、そこにひと工夫を加えてみるといいですよ。
私もまだまだ修行の身です。一緒により良い旦那を目指して、奥さんからさらに愛される存在になるために努力していきましょう。