妊娠が分かり、喜びもつかの間、、
妊婦さんは「悪阻(つわり)」が始まっていきます。
つわりは、妊娠4週目から15週ごろまで続くと言われています。
つわりは、妊婦さんによって症状や期間も個人差がありますが、妊婦さんにとっては、とても辛い時期になります。
妊婦さんを支えるのは、一番近くにいる旦那さんです!
まずは、つわりに対しての正しい認識と、サポートする上で気をつけるポイントを一緒に抑えていきましょう!
妊娠中の恨みは一生続く という言葉もありますが、、、
妊娠中の感謝も一生続く と思って、ママをサポートしていきましょう♪
目次
0 つわりってなに?
妊娠したことによりホルモンバランスが変化していきます。その変化に母体が適応しきれない状態のために起こるとされる。「ホルモン分泌の変化」「代謝の変化」「精神的な変化」などいくつかの要因が複合的に影響していると考えられています。
1 つわりの主な種類
- 吐いたり、吐き気がする(吐きづわり)
多くの妊婦さんが体験するのが"吐きづわり"。食べても常に吐いてしまうことも多くあります。
- 吐いたり、吐き気がする(食べづわり)
お腹の中が空腹になると、吐き気がしてくるつわりのことを言います。常に空腹にならないようにお腹に食べられるものを入れる必要があります。
- 匂いに敏感になる(匂いつわり)
ご飯の炊けるニオイで気持ち悪くなるという話があるように、今まで全く気にならなかった匂いが、急に気になり、苦手になってしまうのが"匂いつわり"の特徴です。
- 眠気がする(寝づわり)
とにかくいつも眠くてだるい症状が"寝づわり"です。しっかりと睡眠をとっても睡魔に襲われ物事が手につかず、集中力も低下してしまいます。子育てママや仕事をしている方にとっては、とても辛い症状です。無理をしすぎない為にも、周りの方に伝えて少しでも理解を得られると良いですね。
2 つわりを理解しよう
つわりは病気ではないが・・・
つわりは、妊娠の過程の中で起こる症状であるため、「病気ではない」という認識があります。
だた、そういった認識によって、「病気じゃないから大丈夫」「病気じゃないから動いてみたら?」「ずっと寝ているから、気持ち悪いんじゃない?」といった言葉によって妊婦さんは、ストレスを抱えがちです。
(妊婦さんの不満は、ツイッターで検索すればたくさん出てきますよ!)
なので、病気ではないので、過度に「不安」になる必要もないと思いますが、だからといって、「大丈夫」とママさんを励ますのではなく、ママに寄り添う姿勢が重要です!
つわりは個人差があるからこそ・・・
つわりの経験がない男性には、つわり中のママの気持ちが分かりません。では、妊娠を経験したお母さんや、職場の女性はそのつらさが理解できると思いがちですが、そうではありません。
妊娠を経験された方でも、つわりの症状があまりひどくなかった方もいて、つわりには、個人差があります。つわりのママにとって、「分かってもらえないこと」が一番辛いことです。
とにかく、どんな状況でも、ママの気持ちを聞いてあげたり、体をさすってあげたりしながら、ママに寄り添っていきましょう!
3 旦那ができるサポートと注意点
食事の買い出し編
食べつわりなのに、「家に食べるものがない!」なんて状況になったら大変です。常にお家には食べられるものがあるように、こまめに家にある食料をチェックし、なければ買い出しにいきましょう。
- 注意点① 何を買ってきてほしいか、きちんと聞いてから買い物に行こう!
つわり中のママは、なんでも食べられるわけではありません。そして、ママ自身も自分が何が食べられるのかが分からないことが多いです。男性は「吐く」「気持ち悪い」というイメージ「二日酔い」の気持ち悪さを連想しがちです。だから、さっぱりしたものならOKみたいな感じに思いがちですが、それは間違いです!
つわりの気持ち悪さは、「二日酔い」とは違うので!!!これ気をつけましょう!!
ママに買ってきてほしいものを聞いて、買い出しにいきましょう。
- 注意点② 買いすぎ注意
ママが食べられるものは、日々変化していきます。なので、買いすぎ注意です!
ゼリーが食べられるから、ゼリーを1週間分まとめて買うのは、おすすめしません。妊婦さんの食べたいものは、毎日毎日変化していくので、まとめ買いには注意が必要です。
◇買い出しおすすめ
ママが食べたいものをつくってあげることができれば、ママの要望に対応できます。なので、野菜などの食材は、満遍なく買っておくと、ママの急な要望にも応えられます(^ ^)
料理編
ママの要望に応じて、普段料理をしない旦那さんも、台所に立って料理をすることもあるでしょう!
- 注意点① 料理中の匂いに注意!
料理の「匂い」に気をつけましょう。妊婦さんは「匂い」に敏感です。せっかく料理をしていても、「匂い」が部屋に充満して、ママの気分が悪くなったら本末転倒です。
換気扇を回したり、部屋の扉をしっかり閉めたり、、、匂いへの配慮を欠かさずに!
- 注意点② 食べてもらえなくても落ち込まないで
ママの要望を聞いて、食事を用意しても、いざ食べようと思っても、食べられない。ということもあります。つわりの時のママは、それだけ自分の食べたいものが分からないみたいです。
なので、せっかく一生懸命作っても、食べてもらえないことだってあります!それは普通のことなので、食べてもらえなくても落ち込まないようにしましょう!
3 よくあるママとのトラブル編
- 俺だって仕事が大変なんだよ
つわりの妊婦さんは、普段できる家事はもちろん、自分のこともできないことが増えていきます。体を動かすことも大変なため、ちょっとしたことも旦那さんにお願いすることが多くなります。最初は、妊婦さんは大変だから、、、、とサポートできていた旦那も、だんだんと「俺だって大変なんだよ」という気持ちが出てくることがあります。
旦那:俺だって、朝から仕事にいって、夜帰ってきて大変なんだよ
妻:私だって、赤ちゃんお腹にいて大変なんだよ!ふたりのことなのに、あんたつわりないでしょ!!
というような言い合いは、全国各地で起こっていることでしょう。(ネットやツイッターで調べたら、山ほど出てきますね。)
- こんな時、どうすればいいのか?
僕らもそうでしたが、つわりは15週を過ぎればかなり落ち着いてきます。このつわりの症状は、一生続くわけではないということを、忘れないでください。 そう思うと、少しサポート頑張ろうという気持ちになれるような気がします。
- ママは夫の些細なことにもイライラしがち、喧嘩が増える
つわり中のママは、体調が優れなかったり、思うように体が動かなかったり、「理由もなくイライラする」状態が続きます。妊娠中は、ホルモンバランスの変化があるため、イライラしやすくなります。
そのため、そのイライラをぶつけたい。わかってほしいという想いから、一番身近にいる旦那さんへ、そのイライラをぶつけることも多くありません。
つわり中のママも本当は、そんなことしたくないのに、、、
夫の些細な言動にイライラして、イライラをぶちまけてしまうことが多くあります。
- こんな時、どうすればいいのか?
冷静になってから、お互い話をよく聴き合いましょう。喧嘩をしてしまっても、その後の姿勢によっては、ふたちの関係が深まるきっかけにもなっていきます。
妊娠が発覚して、すぐ「つわり」の期間を迎えることになります。ママの体は日々変化していきます。体調も、気持ちも不安定になるので、この「つわり」の期間のママは、とても大変な期間だと思います。
そして、一番身近な存在として、ママを支える旦那さんもまた、とても大変な期間だと思います。仕事に家事、ママのサポートなど、これまで以上に忙しい日々になると思います。ときにはママと喧嘩をしたりすることもあるでしょう。
本当に大変な日々だと思いますが、この「つわり」の期間を通して、ふたりの関係はより深まっていくと思います。これから先、子どもを授かり、子育てもしていくことになります。ふたりで人生を歩んでいく為にも、この「つわり」の期間でふたりがより深い関係になることができることを祈っています。